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相続した不動産、その後どうする?

良かれと思って築いた資産があることで

不幸になってはいけないと私は思っています。

 

 

資産が多くある方にとって不動産は

相続税を圧縮するのに有効な手段です。

でも、いざ相続が起きると一番もめるのが「不動産」です。

 

資産になる不動産は分け方でもめたりします。

 

一方、資産にならない、

持っているだけでマイナスになる不動産だと

誰も欲しくなくてもめる。

 

 

特に複数の相続人がいるときは

それぞれの気持ちや状況などが

複雑に絡まって、

なお一層話し合いが平行線になってしまうこともあります。

 

 

結局もめますね。。

 

じゃあ、不動産なんて持たずに

現金や株とか金融資産だけ持ってた方がいい!

 

とはならないのですよね。

やっぱり自分の家が欲しい。

相続対策なら不動産だよね。  

となるのだと思います。

 

 

 

広い土地大きな建物・・なら早めの対策を!

 

実際、私の不動産の活用相談へは

お父様が老人ホームに入居されたことをきっかけに

相談される方が多いです。

 

親世代の一戸建ては

広い土地、大きな古い建物、

家の中には家財が多く残っている。

こういった場合のお悩みは多岐にわたります

 

残された家族の生活費の心配

老人ホームの入居費用

子供たちへ少しでも資産を残したい

どれから手をつけたらいいのか?

・・と様々です。

 

しかし、認知症になってしまってからでは

売ることができなくなってしまいますので

ご注意くださいね!

 

 

「私が死んだら好きなようにして頂戴ね」

という時代は終わったな~というのは

相談を通した私の実感です。

 

ちょっとでも問題が起きそうな予感がするなら

対策はお早めに!

 

今後どうするのか、気持ちを決めておくことが

相続対策の第一歩だと私は考えます。 

 

 

こんな時、誰に相談する?

 

 

不動産の相談というと、

すぐに思い浮かべるのは「街の不動産屋さん」だと思います。

 

しかし、相続がらみの不動産の相談のプロは、

街の不動産屋さんよりも

相続を手掛ける不動産コンサルタントに相談するのがおススメです。

 

不動産コンサルタントは不動産屋さんと違って

不動産の現状を分析して活用方法があるのか?

利用するにはどうしたらいいのか?

といったことを調査し、あらゆる角度から考えて

最善の提案することがお仕事です。

 

相談にのるのがお仕事です。

 

 

 

 

プロとチームを組む時の私の役目 

でも、不動産の問題は不動産コンサルタントの提案だけでは解決しません。

弁護士やコンサルタント、税理士、設計士、など

それぞれのプロとチームを組み解決策を考えます。

その私の役目は、ご相談者の「モヤモヤ~」っとした

心の奥にある気持ちを徹底してお聞きすること。

 

そして、プロチームでミーティングを重ねて。

解決への道の選択肢を探ります。

 

ただ、それぞれのプロが考えたベストが

一般的には最善と思える解決策だったとしても

それがご相談者のベストでないこともあります。

 

相談者の気持ちとずれているんじゃない?と感じたら、

即座に「ストップ!」をかけます。  

 

遠回りすることもあるかもしれないけれど、

問題解決のチームを作ってお互い意見交換できる場があるからこそ

ご相談者が幸せを感じる提案につながる!

そう信じています。